探偵事務所のサイトを見ると「素行調査」という言葉がよく出てきます。浮気調査と何が違うのか、自分のケースはどちらにあたるのか、分かりにくいと感じる方も多いはずです。
この記事では素行調査の定義と、実際に依頼されている典型的なケースを整理します。
素行調査とは「対象者の行動を把握する調査」
素行調査とは、特定の人物が日常どのように行動しているかを調べる調査のことです。誰と会い、どこへ行き、どんな生活をしているかを把握します。
浮気調査も広い意味では素行調査の一種ですが、浮気調査が「不貞の証拠を取る」という明確な目的を持つのに対し、素行調査は行動の全体像を把握することが目的という違いがあります。
浮気調査との違い
| 浮気調査 | 素行調査 | |
|---|---|---|
| 目的 | 不貞行為の証拠取得 | 日常の行動把握 |
| 報告書の内容 | 証拠写真中心 | 行動記録が中心 |
| 主な用途 | 慰謝料請求・離婚協議 | 実態把握・判断材料 |
| 対象 | 配偶者・パートナー | 家族・従業員・交際相手など |
素行調査が依頼される5つのケース
1. 子どもの様子が心配なとき
学校に行っていないようだ、交友関係が変わった、金遣いが荒くなった——親として不安を感じたときの調査です。トラブルに巻き込まれていないかを確認する目的で依頼されます。
2. 結婚を考えている相手のことを知りたいとき
交際相手の生活実態を確認するケースです。この場合は婚前調査と呼ばれることもあります。
3. 従業員の勤務実態を確認したいとき
営業職の直行直帰が多い、労災の申請内容に疑問がある、副業の疑いがある——企業からの依頼も一定数あります。
4. 高齢の親の生活が心配なとき
離れて暮らす親が誰かに頼られていないか、不審な人物が出入りしていないか。消費者被害の予防目的で依頼されることがあります。
5. 別居中の配偶者の状況を知りたいとき
離婚協議中に、子どもの養育環境や同居人の有無を確認するケースです。親権や養育費の交渉に関わる場合があります。
費用の目安
素行調査の費用も、浮気調査と同様に調査員の人数×稼働時間で決まるのが一般的です。総額の目安は10万〜60万円程度ですが、調査日数や対象者の行動範囲で変動します。
浮気調査と違い「決定的な証拠を押さえる」必要がないぶん、短期間で終わるケースもあります。詳しい料金の考え方は浮気調査の費用相場の記事が参考になります(料金体系は共通です)。
依頼できないケース
素行調査は「他人の行動を調べる」性質上、目的によっては受けてもらえません。探偵業法では、調査結果が違法な目的に使われると分かっている場合、依頼を受けてはならないと定められています。
- ストーカー行為や付きまといのための情報収集
- 差別につながる身元調査(出身地・国籍などの調査)
- DV被害者の避難先の特定
正当な事務所ほど依頼の目的を丁寧に確認します。そこを省略する事務所には注意してください。
よくある質問
Q. 素行調査と浮気調査、どちらを依頼すればいいですか?
A. 慰謝料請求や離婚を視野に入れているなら浮気調査、まず実態を知りたい段階なら素行調査が適しています。迷う場合は無料相談で状況を伝えれば、適切なほうを提案してもらえます。
Q. 調査していることが本人に知られませんか?
A. 届出をした探偵は対象者に気づかれない手法で調査します。依頼者側の態度が変わることが発覚の主因になるため、普段どおりに過ごすことが重要です(詳しくはこちら)。
まとめ
素行調査は「対象者の行動の全体像を把握する調査」で、浮気調査より幅広い場面で使われます。子ども・従業員・高齢の親など、対象も配偶者に限りません。
目的が明確なら浮気調査、まず実態を知りたいなら素行調査。判断に迷う場合は無料相談で状況を伝えるところから始められます。
浮気調査以外の調査について
探偵に依頼できる調査は浮気調査だけではありません。関連する調査については次の記事で解説しています。
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